krewData
対応しているチェック項目

データチェックコマンドでは、以下のデータチェックを行うことができます。

値の妥当性チェック

入力レコードの任意のフィールドの値の妥当性をチェックします。

チェック項目 説明 対象フィールドタイプ 使用例
必須項目チェック 任意のフィールドに値が入力されているかチェックする。 krewDataが入力をサポートするすべてのフィールドタイプ
  • 出力アプリで「必須項目」が設定されているフィールドに値が入力されているかチェックする
  • アプリ結合やグループ集計のキー項目に値が入力されているかチェックする
比較チェック 任意のフィールドの値をユーザーが指定した条件に基づき以下の値と比較する。
  • 任意の値
  • 相対日付
  • 任意の数式の結果値
  • 任意の他のフィールドの値
krewDataが入力をサポートするすべてのフィールドタイプ
  • 納品日フィールドの日付が出荷日フィールドの日付以降になっているかチェックする
    • 例:納品日 ≧ 出荷日
  • 有効期限フィールドの値が今日から1ヶ月以降の日付になっているかチェックする
    • 例:有効期限 ≧ EDATE(TODAY(),1)
値の範囲チェック 任意のフィールドの値が指定した値の範囲内かチェックする。 数値、計算、日付、時刻、日時、レコード番号、作成日時、更新日時
  • 月フィールドの値が1~12の範囲か
    • 例:最小値:1
        最大値:12
  • 年フィールドの値が過去5年以内か
    • 例:最小値:YEAR(TODAY())-5
        最大値:YEAR(TODAY())
書式チェック 正規表現を使用して任意のフィールドの値の書式をチェックする。 文字列(1行)
  • 郵便番号フィールドの値が「数字3桁-数字4桁」の書式になっているか
    • 例:^\d{3}-\d{4}$
存在チェック

フィールドの値がマスターアプリなど別のアプリに存在する値かチェックします。

チェック項目 説明 対象フィールドタイプ 使用例
存在値チェック 任意のフィールドの値が指定した別のアプリのフィールドに存在する値かチェックする。 krewDataが入力をサポートするすべてのフィールドタイプ
  • 商品IDフィールドの値が商品マスターアプリの商品IDフィールドに存在するか
存在項目チェック 任意の文字列フィールドの値が、以下の選択系フィールドタイプの項目に存在する値かチェックする。
  • ラジオボタン
  • チェックボックス
  • 複数選択
  • ドロップダウン
文字列(1行)
  • 商品区分フィールドの値が出力アプリ(商品マスターアプリ)の商品区分フィールド(ドロップダウン)の選択項目に存在するか
存在ユーザーチェック 任意の文字列フィールドのユーザー、組織、グループがドメインに存在するかをチェックする。 文字列(1行)
  • 申請者フィールドの値がcybozu.com共通管理のユーザー管理に存在するkintoneユーザー名か
  • 所属部門フィールドの値がcybozu.com共通管理の組織に存在する組織名か
カスタムチェック

数式を使用した独自のルールでレコードのデータをチェックします。

チェック項目 説明 対象フィールドタイプ 使用例
カスタムチェック 数式を使用した独自のルールでチェックする。 krewDataが入力をサポートするすべてのフィールドタイプ
  • 2つのフィールドのどちらかにのみ値が入力されているか
    • 例:XOR(ISBLANK(入力1),ISBLANK(入力2))
レコード存在チェック

データ編集フローの実行時に処理レコードが存在するかをチェックします。

チェック項目 説明 対象フィールドタイプ 使用例
レコード存在チェック データ編集フローの実行時に処理レコードが存在するかをチェックする。 なし(フィールドの値チェックは行いません)
  • 処理レコードが存在するか
関連トピック

 

 


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