krewData
実行単位の作成と管理

リアルタイム実行はWebhookの通知やAPIの呼び出しで、複数のデータ編集フローを順番に実行することができます。これにより、関連するデータ編集フローを1度のユーザー操作で実行できます。

「実行単位」は1度の呼び出しで実行する複数のデータ編集フローをまとめた単位です。リアルタイム実行を呼び出すkintoneアプリに対して1つ設定します。(kintoneアプリ:krewData実行単位=1:1)

リアルタイム実行タブ

実行単位の作成は、プラグイン設定画面の「リアルタイム実行」タブで行います。作成した実行単位は、一覧から編集、複製、削除などの操作を行うことができます。

1. 実行単位

項目 説明
① 実行単位を追加ボタン [+] アイコン 実行単位を追加 をクリックし、新しい実行単位を作成します。
② ドメインのリアルタイム実行フロー数 ライセンスで許可されたリアルタイム実行フロー数、および現在の使用数を表示します。[詳細]をクリックすると実行単位、およびリアルタイム実行フローの一覧を参照することができます。
リアルタイム実行フローを設定したままkrewData専用アプリを削除してしまった場合は、ドメインに設定されているリアルタイム実行フローの一覧画面で登録したリアルタイム実行フローを削除することができます。
③ 実行単位一覧 作成した実行単位が一覧表示され、編集、複製、削除などの操作を行うことができます。

2. データ編集フロー

リアルタイム実行のデータ編集フローの作成は、「リアルタイム実行」タブの画面下部で行います。作成したデータ編集フローは、一覧から編集、複製、削除などの操作を行うことができます。

項目 説明
④ データ編集フローを追加ボタン [+] アイコン データ編集フローを追加 をクリックし、新しいデータ編集フローを作成します。
⑤ スケジュール実行のフローを利用 リンクアイコン をクリックし、編集中の実行単位にスケジュール実行タブで作成したデータ編集フローを参照して追加することができます。参照して追加したデータ編集フローは、リアルタイム実行タブで編集することはできません。
⑥ フローをコピー コピーアイコン をクリックし、編集中の実行単位に他の実行単位、またはスケジュール実行タブで作成したデータ編集フローをコピーすることができます。
⑦ データ編集フロー一覧 実行単位で実行するデータ編集フローが一覧表示されます。実行順序の並べ替え、編集、複製、削除などの操作を行うことができます。
実行単位の作成手順

以下に実行単位の作成手順を示します。

1.デフォルトのログ出力先アプリの設定

ログ出力先アプリには、Webhook、または任意実行APIによる実行の都度、リアルタイム実行の実行結果が出力されます。デフォルトのログ出力先アプリは、実行単位を作成する前に設定する必要があります。

(1) 画面右上の「デフォルトのログ出力アプリ」の[アプリを選択]ボタンをクリック

(2) アプリ選択ダイアログで[新しいログ出力先アプリを作成する]をクリックし、任意のアプリ名を入力してデフォルトのログ出力先アプリを作成します。

(3) アプリ選択ダイアログで作成したログ出力先アプリが選択されていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

  • ログ出力先アプリは、krewData専用アプリと同じスペースに作成されます。
  • デフォルトのログ出力先アプリは、以降の手順で作成する実行単位のログ出力先アプリとして自動的に設定されます。
  • 実行単位の一覧から、実行ログの出力先を別のログ出力先アプリに変更することができます。
  • デフォルトのログ出力アプリを変更した場合、以降に作成した実行単位のログ出力先アプリには、変更後のデフォルトのログ出力アプリが設定されます。
  • データ編集フローを実行するユーザーに「レコード追加」権限がない場合、ログ出力先アプリに実行ログが登録されません。「アプリ作成者」以外のユーザーでデータ編集フローを実行する場合は、データ編集フローを実行するユーザーに「レコード追加」権限を付与してください。

2.実行単位の作成

画面上部の「1. 実行単位」で、Webhook通知、または任意実行APIから呼び出され、データ編集フローを実行する実行単位を作成します。

(1) 一覧の [+] アイコン 実行単位を追加 をクリックし、新しい実行単位を追加します。

(2) 一覧の各項目を設定します。

項目 説明
アイコン 並び替えアイコン ドラッグして実行単位の並び替えを行うことができます。
実行単位 実行単位名。アイコン をクリックして任意の名前に変更することができます。
有効 チェックボックスがオンの場合、URLが公開されリアルタイム実行が有効になります。チェックボックスがオフの場合、URLが無効になりリアルタイム実行は行われません。
実行結果

最新の実行結果を表示します。

アイコン:成功
アイコン:失敗
アイコン:実行単位の設定にエラーが存在します。設定を確認してください。

呼び出し元アプリ リアルタイム実行のパラメータとして使用する入力アプリ(Webhook、または任意実行APIでレコード情報の通知元となるアプリ)を選択します。

呼び出し元がkintoneアプリではなく、実行方法が「API」かつデータ編集フローでファイル入力コマンドを使用する場合は「外部入力ファイル(API実行時)」を選択してください。
実行方法 実行単位の実行方法を表示します。アイコン をクリックし、実行方法(Webhook、任意実行のいずれか)の選択、および呼び出しURLの再生成を行うことができます。
ログ出力先アプリ 列ヘッダーの アイコン をクリックし、デフォルトのログ出力先アプリを設定します。設定後はアプリ名のリンクをクリックすると、選択しているログ出力先アプリが表示されます。

新しく作成した実行単位には、列ヘッダーで設定したデフォルトのログ出力先アプリが自動設定されます。実行ログをデフォルトのログ出力アプリ以外のアプリに出力する場合は、アイコン をクリックして別のログ出力先アプリを選択することができます。アプリ名のリンクをクリックすると、選択しているログ出力先アプリが表示されます。
更新日時 実行単位の更新日時を表示します。
アイコン 削除アイコン クリックすると実行単位を削除します。
アイコン コピーアイコン クリックすると実行単位を複製します。

3.データ編集フローの作成

画面下部の「2. データ編集フロー」で、実行単位に配置するデータ編集フローを作成します。

(1) 一覧の [+] アイコン データ編集フローを追加 をクリックし、実行単位に新しいデータ編集フローを追加します。

(2) 一覧の各項目を設定します。

項目 説明
実行順序 実行単位が実行された際にデータ編集フローを実行する順序を表示します。データデータ編集フローを複数配置している場合は、アイコン をドラッグして実行順序の並び替えを行うことができます。
アイコン 設定アイコン 「フロー設定」タブに移動してデータ編集フローの設定を行います。
データ編集フロー データ編集フロー名。アイコンをクリックして任意の名前に変更することができます。
有効 チェックボックスがオンの場合、リアルタイム実行時にデータ編集フローを実行します。チェックボックスがオフの場合は、実行単位が実行されてもデータ編集フローは実行されません。
実行結果

最新の実行結果を表示します。

アイコン:成功
アイコン:失敗
アイコン:データ編集フローの設定にエラーが存在します。設定を確認してください。

開始日時 前回の実行開始日時を表示します。
終了日時 前回の実行終了日時を表示します。
更新日時 データ編集フローの更新日時を表示します。
アイコン 削除アイコン クリックするとデータ編集フローを削除します。
アイコン コピーアイコン クリックするとデータ編集フローを複製します。
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