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アプリ結合

アプリ結合コマンドは、複数のアプリのレコードを結合してひとつのアプリに出力します。アプリ結合コマンドには、2つの入力データを接続する必要があります。

アプリ結合コマンドではテーブルを利用できません。入力データにテーブルが含まれている場合はコマンドの実行時に破棄されます。

設定項目
設定項目 説明
1. 元になるアプリの条件フィールドを選択 結合の元になるアプリと、結合するレコードを識別するための条件フィールド(連結キー)を選択します。条件フィールドは複数指定することができます。
結合方法 アプリの結合方法を選択します。
  • 内部結合
    選択した条件フィールドの値が一致するレコードのみを結合して出力します。
  • 左外部結合
    結合元のアプリに存在するレコードのみを結合して出力します。 結合するアプリに結合対象のレコードがない場合、当該フィールドには空白が設定されます。
  • 右外部結合
    結合するアプリに存在するレコードのみを結合して出力します。 元になるアプリに結合対象のレコードがない場合、当該フィールドには空白が設定されます。
  • 完全外部結合
    両方のアプリに存在するすべてのレコードを結合して出力します。 元になるアプリ、または結合するアプリに結合対象のレコードがない場合、当該フィールドには空白が設定されます。
2. 結合するアプリの条件フィールドを選択 結合するアプリと、結合するレコードを識別するための条件フィールド(連結キー)を選択します。
各結合方法の動作

社員マスターの「所属部門コード」と部門マスターの「部門コード」を条件フィールドに指定した場合を例に、それぞれの結合方法を選択した場合の動作について説明します。

「内部結合」を選択した場合

「左外部結合」を選択した場合

「右外部結合」を選択した場合

「完全外部結合」を選択した場合

コマンドの実行例

各部門の月毎の予算が保存されている予算アプリに、同様に各部門の月毎の実績が保存されている実績アプリのレコードを結合する場合の実行例を示します。

この例では、条件フィールドに「部門」と「月」を指定し、ふたつのフィールドの組み合わせでレコードを識別しています。また、まだ実績が登録されていない月の予算データも出力するよう、結合方法に「左外部結合」を指定しています。

入力データ

コマンドの設定

1. 元になるアプリの条件フィールドを選択 (結合方法) 2. 結合するアプリの条件フィールドを選択
・予算アプリ
・部門
・月
「左外部結合」を選択 ・実績アプリ
・部門
・月

設定画面

実行結果

元になるアプリと結合するアプリに同じ名前のフィールドが存在する場合、結合するアプリのフィールド名には自動的に「_1」などの付加文字列が追加されます。

 

 


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